
小学二年生の子供にZ会の英語講座を与え、家庭学習させています。
使用教材は、音声ペンと紙のテキストで構成されます。
選んだ理由は、ヒアリングが充実していること。
それに紙教材を併用していることが大きかったです。
Z会の英語は本来は小3からなので、一年前倒しとなります。
しかし小2であっても、難しい様子はまったく感じられません。
聴く・話す+読んだり書いたり、どの面から見ても充実した内容です。
数ヶ月が経ったので、短所も含めて実際の使い方を話したいと思います。
まず、音声ペンがとても良いです。
音声の明瞭さといい扱いやすさといい、コンパクトで筆記練習の際も邪魔になりません。
テキストは楽しくて、わかりやすいです。
イラストや写真が、適切に施されていて綺麗です。
音声ペンを当てると明るく楽しく爽やかな声で語りかけてくるので、子供もモチベーションが上がります。
だから毎日、繰り返し繰り返し使っています。
ページによっては、ヨレヨレになるほどに・・・
使い倒しています。
上記の写真でお気づきかもしれませんが、
チューブファイル(A4サイズ)に各号(各月分)を綴じています。
こうすると、横断的に学習できるので便利です。
各号は40ページ(本編)+8ページ(答えと考え方)のボリュームで、単体だとペラペラな質感です。
基本的に子供だけで、学習が進められるようになっています。
筆者も最初は、関わらずに見守るようにしておりました。
4月分から7月分までのZ会の音声ペン講座は、アルファベットと単語がテーマでした。
講座を始めた時点で、子供は英単語を読んだこともなければ書いたこともない白紙の状態でした。
始めは子供のやりたいように任せていたものの、
書かれている単語と読みがリンクせず、音声だけ真似ている状態でした。
無為に過ごしているのを見かねて、十日間が過ぎた時点で子供と話し合いました。
Z会の教材に丸ごとおまかせするのでなく、筆者が方針を打ち出してどんどん関わっていくことにしました。
教材は我が子に合うようにカスタマイズし、他社教材とハイブリッドして使う”筆者流”に方針転換しました。
まずは、単語を読めて書けるようにするために、ローマ字表記を教えました。
この2点を注意するようにして、練習を繰り返しました。
こちらは実際に「読み書きの練習」に使用したものです。
練習の仕方を覚え、「人並みな初心者レベル」となりました。
小学生対象で文部科学省準拠の教材は、どれも文法がイマイチです。
文部科学省のウェブサイトで新しくなった英語教育について調べました。
「グローバル化に対応した使える英語」とのことですね。
良いことだと思いますが、本当にできるかは疑問です。
文法が十分でないままスピーキングやリスニングさせて、大丈夫だとは思えません。
ちょうど箸の使い方を教えずに、「和食を食べろ」と言っているような違和感があります。
我が家では、中学生向けの英語教材を使って、英文法を体系的に教えることにしました。
現在は数学と同じように筆者プロデュースで、他の教材も使いながら我が子にあった学習を構築しているところです。
下が筆者が選んだ教材です。
Z会教材を補うような使い方ができそうです。