効率化と合理化

問題集の回し方を合理化

 本稿は問題集や参考書をもっと使いやすく(前稿)の続編です。前稿の方法により問題集をバラバラにしてファイルに綴じるとコピーして使いやすくなりました。よく使うページだけを選んで、単元を横断してその日に応じたメニューが組める等々活用しやすくなるわけです。やっていくうちにさらに合理的な方法が見えてきました。

問題集を高速回転する工夫

 子供の学習が進んでくると、似たようなたくさんの問題を根性で回すのは時間の無駄のように思えてきます。それよりも良問の中からさらに選抜・編成し直した問題集を作り、回転周期を短めにとっていけば、より多くのテーマに取り組むことができると考えたわけです。100問を10問に圧縮する工夫をいろいろ考えておりました。
欲しいのはページではなく問題そのもの

 普通に問題集を回していくうちに、その日に行う演習をページ単位で選択すると無駄が多いことに気づかされました。例えば同じページに「ヘビロテしたい問題」と「どうでもいい問題」とが含まれていたとします。どうでもいい問題は省きたくなりますよね。そうするとその日に使う問題をプリントする際に、どうでもいい問題の部分を紙で隠してコピーすることになります。出来た空白部分(どうでもいい問題があった所)に別の問題をコピーする等々、とても面倒くさい作業となります。いろいろなページから需要に応じて欲しい問題だけをピックアップして簡単にコピーできたら嬉しいことです。

その日に取り組ませたい問題カードをチョイス

 それで考え出したのが、問題集からコピーして一回使った用紙(使用済み)から、「問題部分だけハサミで切り取る」こと。それを取っておいて次回も再利用するという方法です。そういうものがたくさん溜まってくると、ページをコピーする作業そのものが無くなってきます。
 筆者は切り取った問題を「問題カード」と呼んで、子供にはそのカードを数種類手渡して白紙に解答させます。問題カードの中から毎日その日のテーマにあったものを、自由自在に組み合わせて出題しているわけです。ページに縛られずに単元を横断してその日のメニュー(演習問題)を与えられるようになりました。

問題カードを学習に組み込む

 この方法が定着したので家庭学習のプロセスに組み込んで、現在はより高機能な形でシステム化しています。筆者が行っている問題カード作成の仕方を含め、その概要を解説いたします。

問題の分別

 まず問題集の中から「頻繁に取り組ませたい問題」と「普通の問題」と「やる必要のない問題」とに分類してみました。現時点までの学習を振り返り、目標を立て今後何が必要かを見定めます。筆者の家では短期的な目標(最レベの最高レベル問題が、「中学校数学の解法」で瞬時に解けるようにする)に合わせ問題を選びました。

切り取り

 A3用紙にコピーした問題を個々に切り取ります。筆者の場合は裏書スペースに余裕をとるために、大き目に切り取るようにしています。※次項参照

問題カードに裏書する

 問題カードの裏側は白紙ですので、ここを利用しない手はありません。いろいろと書き込むことにしました。表側(問題文)はパッと見ても内容を把握するのに時間が掛かりますので、裏書した情報による一元管理で把握できるようにしています。
 裏書はいつでも修正できるように全て鉛筆で書き込みます。やっているうちに分類(重要度とか)が変わってくることがありますので…。

実践例
  • 表側(問題)
  • 裏側(裏書)
書名・ページ番号

 ページナンバーは必須です。問題集の中でその問題がどういう位置づけであるか把握するのにページナンバーを用います。また問題カードが汚損したときに再印刷するための便宜でもあります。

単元

 単元並びに関連する単元を書き込みます。仕分けするのに単元をカテゴリとして使いたいからです。後述するようにクリアブックにて単元ごとに仕分けます。
 なお単元を横断的に利用するのがカード化の主目的であるのなら、ページナンバーで仕分けるのはナンセンスです。ただし参考書の中の例題・演習問題をカード化する場合、参考書に沿って学習を進めていく前提であればページナンバーで仕分けるのは有効でしょう。

各種指標や関連情報

 重要度や頻出度や他の学習リソース(書籍やアプリ等々)との紐づけ情報など、利便性を考えた内容を書き加えておくのがポイントです。

学習履歴

 筆者は正答率やつまづいた場所を把握したいので、学習履歴(日付・結果・誤った箇所)を細かく書き込みます。弱点をつぶしていく作業によって、頭脳が偏ることなく鍛えられていくと考えているからです。弱い部分は繰り返し練習して強くしていきます。
※E01,E07⇒誤りの原因を類型化して、エラーコードを作り記載しています。ちなみにこの事例では、回答に至る書き方が雑で見落としていたということになります。

整理の仕方

クリアブックを用いる

 クリアブックを用いて単元ごとにファイルしていきます。一単元につき1ページ(若しくは1ポケット)。透明なのでページをめくるだけで外側から把握できるわけです。

付箋(ポストイットなど)を付ける

 優先順位の高い問題カードとか、特定の問題カードを目立たせたいことがあります。そういう時には付箋とかポストイットを付けて管理すると良いです。万一裏書のスペースが足らず煩雑になりそうなとき、補足するにもポストイットは便利です。

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