商取引を教える

買い物ごっこが子供を救うかも。

 とかく学問や仕事あるいは趣味ばかり熱心になりすぎると、専門馬鹿というか「現実との乖離や矛盾」が生じるものです。利益に走りすぎるとブラック企業。漫画やアニメばかりに偏れば現実逃避。カルト宗教にのめり込むと家庭崩壊。違法行為に染まれば犯罪者やDQN。
 私の母校には専門馬鹿と言われる名物教授がたくさんいましたけれど、その多くは学内という閉鎖社会でのみ生きていける存在です。リスペクトしてくれる者がそばにいなければ変人にしか扱われないことでしょう。子供の日々の学習において、一般社会のことを切り口にしたアプローチも大切なのではないかと思われます。

お釣りってなあに?

 子供に算数を教えていて意外な盲点に気が付きました。それは「お釣り」の概念が抜け落ちていたことです。

≪問題≫
 1000円札をお店の人に渡したら、消しゴムが7個買えました。お釣りが20円返ってきました。この消しゴムは1個いくらでしょうか?

疑似的な買い物トレーニング

 この問題で時間が掛かっていたので、いろいろ聞きだしていったところ「お釣りの意味」が分からなかったとのこと。振り返ってみれば子供を買い物に連れて行っても、いつもカード払いなのでお釣りは出てきません。それでお釣りの意味を教えるために、買い物のシミュレーションをしてみました。お店に出したお金が代金よりも多い時にはお釣りが返ってくること。逆に少ない時には足りない分を請求されることなどなど。その後で実際に買い物に行って現金払いで買い物を体験させました。
 現実の買い物で色々なパターンを体験するには数を踏まないといけません。買い物ごっこなら設定を色々変えて練習ができます。

作ってみたい問題集

 商品購入を例にした問題はよくある事例ですが、色々な商取引の種類という切り口の問題集は見たことがありません。値引・割引の種類をはじめ消費税や所得税の仕組みとか金融商品や保険商品等々、巷で行われている商取引の要素を散りばめた問題を作ってみようかなと思いました。銀行やカード会社はどうやって利益を得ているのか?保険屋は損をしないのはなぜか?利息とは?出資を募るとはどういうことか?割賦販売とは?先物取引は?FXは?パチンコやカジノなどの賭博は胴元が必ず勝つ仕組みとは?などなど現実には手を染めてはいけないものや経験するにはハードルが高いものごとの本質を数学で解き明かす問題集は子供の将来の役に立つでしょうね。まあ作ったとしても門外不出にするしかありませんが…。

商取引の知識は重要

 私が新成人の頃に、あるお店で不本意な割賦販売契約をさせられました。内容を知らされずに契約させられたわけです。何も知らないカモだと舐められていたのでしょう。親がそれを知り契約を解除してくれました。商取引に限りませんが、無知な子供は親が守らないと大人の餌食になるというかたいへんなことになります。

会計帳簿を付けさせる

 一般的なことですが、サラリーマンで家計簿は付けても会計帳簿を付けている人はめったにいないでしょう。家庭内の領収書をキッチリ取っている人も珍しいです。自営業や企業であれば「領収書はお金と同じ」感覚です。子供が10歳になったら会計帳簿を付けさせようと思っております。貸借対照表の意味がわかるように教え、もちろん領収書を扱う感覚も仕込みます。資産管理に強い人に育てたいからです。

資格試験のススメ

 受験勉強だけさせていると受験馬鹿になります。同じ受験でも職を得るための資格試験がありますよね。子供に受験させてみる価値があると思います。それは世の中の仕組みがわかるきっかけになるからです。早い時期から業法を知れば国の仕組みや形がわかり進路を決める際の大きな手掛かりになるかもしれません。世の中に目を向けさせて自分の進路を見定めさせることが、将来の大きな自信につながることでしょう。

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