カスタマイズ研究

劣る者が下克上する戦略

小さき者の戦い方

真田昌幸にあやかって


真田家旗印:三途の川の渡し賃は六文銭

 受験とは椅子取りゲームのようなもので、限られた募集枠を奪い合う競争です。本日は戦国武将にあやかった受験の戦い方についてです。

 戦国武将の中で人気第一位はいつも「織田信長」ですよね。徳川とか豊臣などやはり定番の武将たちが続きます。あなたは誰がお好きでしょうか?
 筆者は数ある武将の中で真田昌幸が特に好きなのです。真田丸で有名になりましたけれど真田幸村のお父さんですね。真田が本拠地としていた小県(ちいさがた)は地名のとおり、山間の小さな集落です。吹けば飛びそうな小国でありながら長いものに巻かれることなく、知略の限りを尽くしてファミリーを守る姿勢に共感を覚えました。「兵は詭道なり」を地でいく、意表を突くようなマニアックな戦い方も大好きですね。

最難関校の中学受験問題を解かせてみた

 最近は御三家と呼ばれる中学や灘中など中高一貫の難関校の過去問が入手できたので、いろいろと研究しています。我が子に武者修行の意味で、これら難関校の算数の入試問題を試しに解かせてみました。四校を二年分ずつやって平均7割が正解でした。方程式を駆使して短時間で正解に辿り着きます。
 その一方で閃き(ひらめき)が必要なものは歯が立ちません。試験を全部一とおり終えてから感想を聞きました。子供は「難しすぎる」ということで、凹んでいましたね。それとケアレスミスが多かったです。中学受験の問題は小学校六年生対象なので「小学一年生でここまでやれるのは凄い!お前が六年生になるころには、この三倍ぐらい難しいのが解けるようになっているよ。」と褒めてやりました。
 ところで七割解けるというのは想定していたとおりでした。幼少期から算数と数学ばかり徹底的に教えているのですから、できて当然の問題が八割程度です。逆に言うと地頭が良いわけではないので、二割は難しくて解けないはず。おっちょこちょいも多いので一割程度は落とすと思っておりました。
参照記事:アホに付ける薬はないのか?

難関校が求めている児童とは

 過去問を研究していくと、この手の学校が集めている児童の輪郭が見えてきます。試験問題は昔も今も「頭の体操っぽい考査」に徹している印象です。要するに基本はできていて当たり前で、地頭の良い子や考える力がずば抜けている子をかき集めている印象ですね。万が一にも我が子のような凡人が入学してしまうと、地頭の良い「神童の中の神童たち」を凌ぐためにそうとうな努力が求められることでしょう。

兵は詭道なり

 地頭が良くない者(戦力で劣っている者)が神童に勝つには「作戦」が必要です。上田合戦で二度にわたって徳川軍を撃退した真田昌幸のように。小さきものが戦争に勝てる仕組みを構築することを目指すべきでしょう。
 勝つというのは「大学受験に勝つ」ということです。中学受験する方もしない方も、出口は大学合格&その先にある「夢の実現」ですよね。志望する大学が難関だったら神童を凌ぐような作戦を立てて臨めばいいだけのことです。筆者の子供は凡人なので、筆者自身が子供のために「凡人のための王道」を切り開き進んでいるところです。目下、大学受験レベルの実力で高校受験することを目指しています。
参照記事:中高一貫教育(中学受験)について

オーダーメイドの家庭学習

我が子のための問題作り

 「弘法は筆を選ばず」ということわざがありますが、凡人の我が子の場合は逆で「普通のやり方をしても勝ち目は少ない」と思っております。市販の教材も適宜チューニングしながら使ってきました。
 これまで長男について算数(数学)の家庭学習は、最レベを中学校レベルの数学的な解法に引き直して演習させておりました。さらに高校受験レベルの問題集と筆者が作っているオリジナルの数学問題との三本立てで学習させております。率直なところ重複が多いので、これを一本化できないものか悩んでおりました。それで筆者なりに辿り着いた答は、全てを統合したオリジナルの数学問題集を作ってしまうことです。最近の自作問題では微分積分や三角関数へのアプローチを含む内容も盛り込んでいます。高校受験用の問題集では足りません。結局のところ効率が悪く、さらに上を目指そうと思うと役に立たないんですよね。それですべてがオリジナルのものを徐々に作っていくことにしました。

最近の実践例

 例えば最レベ3年生算数の38ページの2問目は水のかさが時間とともにどのように変化するか計算させる問題です。今のところ子供には「一次関数で表してグラフを書く」という問題に引き直し演習させたり、「旅人算も一次関数」などなど思いつくがままにレクチャーしております。

付加講義

これから作っていくオリジナル問題のイメージ

 上記の例から発展させるなら「水槽の水位と流出速度の変化」とか「水流が落下したときの位置エネルギーと運動エネルギーの関係」なんか良いかもしれません。数学に基礎的な物理学を交えながら演習させたいと思っているのです。その過程において必要に応じ大学課程の数学の内容を織り込みつつ、子供の興味を引き出しながらレクチャーしようと思っております。
 同時に目指しているのは小学校卒業までに「解析学や幾何学を大卒レベルまで習熟させる」ことです。それによって数学の本質がわかり理科系の科目が極めやすくなる目論見があります。成功すればその後の学習が飛躍的に楽になり、理数系科目は大学を卒業するまで誰にも負けることが無い武器になることでしょう。

閃きを育てるために

頭の体操っぽい問題の類型化

 筆者の子供は、閃きでは天才たちにはかなわないでしょう。しかし高校・大学の受験対策として、凡人なりにも閃きを育てる訓練(頭の体操)は小学校時代から必要だと考えます。そこで色々な種類の難しい問題(頭の体操)を類型化して演習させ、経験値を増やすことで乗り越えようと考えました。
 最レベをはじめ小学校算数の問題集にも高校受験レベルの数学問題集にしても、理解の本質を問うというよりも文章解釈(ひっかけ?)みたいなものが一定数含まれていますね。こういう言葉系はジャンルを別にすべきです。その上で「解法が閃くかどうか」が問われるものを属性別に分類し、習得するための訓練をさせようと思っております。

市販の教材では・・・

 そういう意味ではきらめき思考力パズルきらめき算数脳はよくできていますね。これをさらにカスタマイズして取り組ませようと思っておりました。

「もっと良い方法はないの?」

 別稿で述べましたが、最近はおっちょこちょいを直すための訓練をしています(参照)。その中で「もっと良い方法はないの?」と尋ねるようにしているのですが、これは「ひらめきを育てる魔法の言葉」だと思います。常識にとらわれていると思いつかないような閃きがたまにあるようです。要は子供に考える癖を身に着けさせるのが第一歩ということでしょうか。
 子供が学校から帰宅してからの時間は限られており貴重です。問題を手あたり次第やるのではなくテーマを絞って効果的に行い、その上で「もっと良い方法はないの?」と自分の頭で考えさせるような学習ができれば最高だと思います。

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