体験談

家庭教師を選び・使い・やめるまでの実録

家庭教師導入のいきさつ

長男の奇行→多動症?

 長男は3歳半健診時に医師より「多動症ではないか」と指摘されました。当時は一戸建ての賃貸物件に住んでいたものの、肢体不自由児の世話にスペースを割かねばならないため狭い思いをしておりました。さらに次女も生まれ狭さはその極みに達しておりました。私らが長女・次女の世話をするたびに、比較的手の掛からない長男には「ちょっとどいて。」を連発する感じ。常に居場所がなくなっておりました。長男からすれば「まるで邪魔もの扱い」されているようなものだったことでしょう。
 親からかまってもらえないためか、家にお客さんが来るとまとわりついて注意を引くような悪戯をいっぱいやっておりました。お客さんのカバンをわざと踏んづけたり禿げた人の頭をペチペチ叩いたり…。そのような中での3歳半健診ではお医者さんが持っている道具をいきなり取り上げて悪戯を始めたのです。その度合いが尋常でなかったのでそのように診断されたのかもしれません。いずれにしても、このままではいけないので早急に対策を講じ、3人の子供に不自由させない広い間取りの物件に引っ越したのでした。

なぜ家庭教師を雇ったのか。

 健診から引っ越しに至る一件で「普通の家庭との違い」が浮き彫りになりました。もっと良き父になりたいと思ったので、他のお父さん(あるいはお母さんやお兄さん)の子供への接し方を見てみたいと思うようになりました。それで幼児教育にかこつけて、家族的な雰囲気の家庭教師に来ていただくことを思いついたのです。勉強を教えるというテーマで、お父さんっぽい家庭教師が私の子供にどうかかわっていくのか見てみたかったわけです。

家庭教師の利用体験記

仲介業者の選定

 幼児教育を扱う家庭教師の派遣(すなわち仲介)を行う会社は、ローカルなものまで含めてもそれほど多くはありません。私が依頼したのは教育業界の大手が直営する系列会社でした。差しさわりのないように某社としておきましょう。某社を選ぶまでに数社に問い合わせをして、内容を吟味しました。某社のシステムはいかにもオーソドックスで、他社も似たようなことをやっています。
某社では以下のような説明がありました。

  • たくさんの家庭教師がエントリーしており、あなたに合った人材を派遣できます。
  • 相性が合わない場合でも、何度でも替えることができるので大丈夫です。
  • いつでもやめることができます。やめた後も入会金は有効(復活することもできる)。

 まずは「マッチング(相性)を調べるために弊社のスタッフが子供さんと面接をしたいのでお家に伺います。」とのことでした。子供と親の状況を見るほか、実際に家庭教師が訪問する際の交通機関や駐車場その他諸々を把握する都合もあるようです。
 私の場合は既に依頼を決めていたので、その場で契約を行いました。訪問してきたのは大学生のバイトみたいな雰囲気の男性スタッフでしたね。長男がなついておりました。契約の際は電話で本部からの指示を仰ぎながら進めておられました。
 授業の始まりに使うという某社の教材(知能発達系)を勧められ、その場で買いました。これは営業ノルマかなんかでしょうね。だって、本人がその教材を使うべきかどうかは実際に携わる家庭教師と相談の上で判断すべきことですよね。しかし某社の本質を知りたいという興味から快諾したのでした。中身を見た感じでは年長向きです。年少にはハードルが高いです。内容の良し悪しについては教育業界の重鎮らしくよく練られております。「時間があれば学習の前に使ってみたいな」ぐらいの感じです。
 行きはバスで来てもらいましたが、帰りは情が移り車で駅にお送りしました。職責をまっとうするなら本当はバスで帰ったほうが状況が把握できてよいはずですよね。そこにバイトっぽさを感じてしまいました。

家庭教師選び

 後日「ご希望に添える候補が数人見つかりました」との連絡がありました。やってみたい家庭教師がいるとのこと。その日のうちに決まりました。
私が出していた希望(条件)とは・・・

  • 駐車場は無いこと。
  • 送迎は行わないこと。
  • 土日のいずれかに来てほしい。
  • やんちゃを上手にさばける機転が利く人物。

 

上がってきた候補者は・・・

候補者 私へのアピール 私への要望
40代女性 幼児対応の経験は豊富。 平日の夜を希望。駐車場を確保してほしい。
20代男性 大学生のお兄さん 駐車場を確保してほしい。
30代男性 発達障害児に対応できる。 駐車場を確保してほしい。
50代男性 駐車場は自分で確保できる。妻子あり。 特になし。

 全員が、自動車で来たいとのことでした。この中で私が選んだのは50代男性です。最初から「駐車場は心配いらない」と言ってくるあたり、何がポイントなのかを的確に見抜き対策を講じられる人物と思われたからです。実際に会ってみると「同年代のお父さん」で、人柄もよく当初の目的にかなった結果となりました。

目的が達成されるまで

 この方は塾(進学系ではなく遊びを通した学び系)を経営しておられるようで、お父さんっぽいことをいろいろしてくれました。我が家の近くの公園に行ったり、百円ショップで恐竜の模型を買ってきたり自作で魚釣りごっこ遊びをやってくれたり…。挨拶等の躾・安全への配慮に至るまで、全身全霊で愛情あふれる接し方をしてくださいました。
 一方、勉強っぽいことを教えるのは長男の場合はやはり無理でした。これは前述の大学生っぽいスタッフの方が、面接する過程で試しに教えてみたところ「現状は無理」であることを確認しています。私としては平仮名を読めるぐらいのことはしてほしいわけですが、暴れ馬を手名づけるのと一緒で勉強どころではないのです。それで「遊びを通して何かを学ばせる」スタイルで数ヶ月過ごしました。先生からは近隣の遊び場等々の情報もいただき、長男とのふれあう機会を私も増やしていきました。
 引っ越して環境が良くなり父からも相手にしてもらえるようになり週末には家庭教師の先生と遊べる等々、色々な相乗効果で彼も良いほうに変わっていきました。3ヶ月過ぎた頃、平仮名を覚えさせることを先生に願い出ました。実はその前から「私だったら教えられる」という確信があったので、市販の「平仮名が書かれた積み木」を使ってチャレンジしていたのでした。「あいうえお」から「たちつてと」ぐらいまで読めるようになった段階で、訪問時に先生にも加わってもらいました。以後は「勉強した後で公園で遊ぶ」というスタイルに変えていきました。

家庭教師の利用を卒業した理由

 家庭教師にかかわっていただき、私が変わるべきところを一とおり教わりました。それによって長男の状態が落ち着き学習できる状態になりました。
 学習に当たっては実際のところ週に1回家庭教師が教える程度では身につくはずもなく、私が日常的に頑張る以外にないことに気が付きました。「私が教え、先生が週末に来て息子を褒める」というパターンが出来上がった反面、「そろそろ卒業かな」という潮時感がお互いにあったのも事実でした。
 本来あるべき姿は「家庭内で自己完結」することだと思い、5か月目に卒業する決心がつきました。某社の派遣システムでは「先生を替える」という選択肢もあったわけですが、「教えて結果を出す喜び」を知り「長男に限っては、私以上にうまく教えられる人物はいない」という確信ができたことが大きかったですね。
 なお、やめる時はトラブルが生じる要素は一切無かったです。スッキリやめられます。直接に本部へ言ってもよいし、先生経由で伝えてもらうことももちろん可能でした。

 

仲介派遣業者による斡旋が無難です。

メリット

 某社以外にも家庭教師の仲介派遣業者は多々あります。仕組みはどれも一緒で、月額料金制(入会金あり)→マッチング→何度でも替えられる。という感じです。派遣業者を選ぶメリットですが、安心感が一番大きな理由でしょう。

直接契約か仲介派遣業者か

 もちろん家庭教師を自分で調べて申し込む直接契約なら、安く済ませられるかもしれません。ただ派遣業者を選べば細かい部分までビジネスモデルとして出来上がっているので漏れがありません。契約上のトラブルも少ないものと思われます。さらには相性のミスマッチも防げるしそういう部分を保証してくれますので、トータルすると派遣業者の中から選ぶのが妥当でしょう。

デメリット

 派遣業者のデメリットですが、当然ながら「仲介分のコスト」が料金に含まれていることです。これをどう考えるかでしょう。

マネジメントは自分でできるか?

 ここで着目したいのが、お金を払っているということは「文句を言える」ということです。安物買いの銭失いとはよく言ったもので、直接契約によりコストを掛けない部分は「何かあっても自己解決する以外にない」ことになります。
 例えば出張料(足代)は某社には明確な規定があり、1回分は実費にも満たない小銭程度で上増し請求はありえません。この部分での「個人的なお金儲け」ができない仕組みになっています。一方、直接契約をしたケースで「口約束で漏れがあった」としましょう。後日プラスアルファを含んだ高めの請求がなされたらどうしますか。先生との関係が気まずくなりませんか?
 私は「マネジメント料という考え方」でいけば、直接契約との差額は安いものだと考えました。雑事に囚われず「本来の目的に集中できる環境」が整っているのは幸せなことです。特に先生との人間関係は余計な気を遣わずに、気分よく済ませたいものです。

大手とローカルの違い

 派遣業者にもいろいろあってTVでCMを打つような大手は多額の宣伝広告料がコストに含まれているものと思われます。ただしCMが当たってお客さんがたくさん増えればCM料もそれで吸収されるので、月額料金はさほど高くならないことでしょう。
 一方、ローカルな業者はCMを打つなんてことはあまりやりません。しかしながら結婚相談所を例に挙げても然り、「地域密着型」には全国ネットに出てこない人材がエントリーしやすいビジネスモデルもあります。家庭教師仲介において「地域一番」が全国ネットを凌ぐケースもあることでしょう。
 いずれにしてもエントリーしている家庭教師の数は有限です。我が子に合った家庭教師に出会えるかどうかはタイミングもあります。どの仲介システムを選んでも過度な期待を持つのは禁物です。私のケースのように「最終的には運で決まる」と思うしかないでしょう。

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