因数分解と二次方程式を教える。

因数分解と二次方程式を教える。

幼児(年長児)に因数分解と二次方程式の計算を、教え終わりました。未就学児や小学生に因数分解と二次方程式を学ばせたい方に最適な記事。図形の公式や時計など、数学や算数の教え方について解説しています。

数学&算数てんこ盛り、次女が爆走中。

先月よりさらに、家庭学習の進むペースが速いです。

 

おそらく、トップギアに入りましたね。

 

就学前に、どれだけ進められるかがカギだと思っております。

 

就学してしばらくすると、宿題で時間が取られるようになるからです。

 

因数分解の教え方

因数分解の定義を、子供に理解させるって難しいです。

 

長男の場合は二次方程式を学ぶうちに、どういうものかわかっていく感じでした。

 

とりあえず、因数分解の理屈はサラッと触れる程度にとどめ、

 

因数分解における「二つの型」を、示すことにしました。

 

  1. 分配法則の逆パターン
  2. 乗法公式の逆パターン

 

教え方のキモの部分は、長男に教えた頃と変わっていません。
参照(長男の記事):因数分解

 

分配法則の逆パターン

最もシンプルな型です。共通するものを( )の外に出せばよいものです。

 

 

乗法公式の逆パターン

乗法公式を逆回しすると、因数分解になることを教えました。

 

乗法公式は、先々月から反復練習しておりました。なので、理解は早かったです。

 

二次方程式の教え方

引き続き、二次方程式を教えました。

 

  1. 因数分解を用いる方法
  2. ルートを用いる方法
  3. 解の公式による方法

 

教え方は、長男に教えた時と一緒です。

 

「方程式とは、変数の値を求めること」を再確認したあとで・・・

 

因数分解を用いる方法

次のことを、繰り返し教えました。

  • 左辺に全部集めて、右辺を0にする。そして、左辺を因数分解する。
  • 0を乗じると、何でも0になることを利用する。
  • 変数が二乗なので、答が二つ出てくる。

 

たくさん練習させる。

 

因数の判定法

因数の判定に時間がかかっていたので、整理してさらに丁寧に教えました。

 

因数分解による計算を得意にする。

完璧に刷り込むために、演習問題の出し方に工夫を加えました。同じ因数で、符号だけ変えたものをまとめて出題しています。

 

とにかく多くの問題に触れさせる、「数稽古」に徹しています。

 

ルートを用いる方法

次のことを、繰り返し教えました。

  • 左辺を二乗の形にして、両辺をルートする。
  • 二乗とルートは打ち消しあうこと。→ルートすると二乗がとれる。
  • 変数には(+)と(−)の両方入り得るので、±はつけない。
  • 実数をルートするときは、±の二種類を考える。

 

シンプルなものの計算

 

少し複雑なものの計算

 

解の公式による方法
公式の暗記

まずは暗記から始めました。
いくつか問題を解かせたら、すぐに覚えたようです。

 

他の方法と比較させてみる。

因数分解を用いる方法でも解かせて、解の公式と結果が同じになることを体験させました。

 

図形の公式を暗記させる。

図形(面積・体積)に関して、次女は頭の中が算数のままです。

 

数学を教える伏線として、面積・体積の公式を覚えさせることにしました。

 

しかし二次方程式・連立方程式の演習等々、他にもやることが盛りだくさんです。

 

そのため楽に覚えられるように、工夫してみました。

 

書き写して覚える作戦

長男の頃に使った演習問題を、使いました。解答を書き込んで、整理したものがコチラです。

 

毎日書き写させることで、ストレスなく覚えました。

 

文章題を教える前に

方程式の次は、文章題を教えることにしました。

 

文章題を解くことで、加減乗除の意味を深く理解するようになるからです。

 

ところで、長男に文章題を教えた当時は、算数を経由せずに方程式をメインに教えました。

 

結果は算数でも数学でも、自由自在に解けるようになっています。

 

この成功は方程式を徹底的に教えたことで、数式の仕組みが深く理解できたことによるものでしょう。

 

今回は算数で文章題を解かせましたが、いずれ次女にも方程式のやり方で取組ませるつもりです。

 

長男が使った算数教材の利用
小学校教材

ただし、その前に長男が小学校で使った教科書やドリルを用いて、「算数による文章題の解き方」を教えようと思いました。

 

教材としてよくできているので、理論的な補強に役立つと判断したからです。

 

それで10月の残りの期間を、算数による文章題に充てることにしました。

 

大日本図書の算数教科書と、新学社の算数ドリル(学校直販教材)です。

 

 

必要に応じて、ページを抜粋してレクチャーしました。

 

例題があれば解かせます。

 

一度やったページを、翌日もう一度やるようにしています。

 

 

 

 

文章題のページだけ選び、書いて消して二巡しました。

 

 

公文の文章題教材

公文の文章題教材も、二巡させました。

 

順序立てて学べる仕様です。

 

安い値段でたっぷり良問が入っているので、コスパが良いと言えるでしょう。

 

 

くもんの小学ドリル 文章題

 

時計の読み方を教えました。

長男の時と、やり方は一緒です。

 

参照:知育時計で時間の概念を教える

 

来月は「速さ・時間・距離」を教え始めます。

 

速さの概念をインプットした後に、

 

「速さの文章題」に関連する内容を、一つ一つ埋めていこうと思います。

 

おそらく11月中にマスター出来るのではないかと、考えております。

 

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