先月よりさらに、家庭学習の進むペースが速いです。
おそらく、トップギアに入りましたね。
就学前に、どれだけ進められるかがカギだと思っております。
就学してしばらくすると、宿題で時間が取られるようになるからです。
因数分解の定義を、子供に理解させるって難しいです。
長男の場合は二次方程式を学ぶうちに、どういうものかわかっていく感じでした。
とりあえず、因数分解の理屈はサラッと触れる程度にとどめ、
因数分解における「二つの型」を、示すことにしました。
教え方のキモの部分は、長男に教えた頃と変わっていません。
参照(長男の記事):因数分解
最もシンプルな型です。共通するものを( )の外に出せばよいものです。
乗法公式を逆回しすると、因数分解になることを教えました。
乗法公式は、先々月から反復練習しておりました。なので、理解は早かったです。
引き続き、二次方程式を教えました。
教え方は、長男に教えた時と一緒です。
「方程式とは、変数の値を求めること」を再確認したあとで・・・
次のことを、繰り返し教えました。
因数の判定に時間がかかっていたので、整理してさらに丁寧に教えました。
完璧に刷り込むために、演習問題の出し方に工夫を加えました。同じ因数で、符号だけ変えたものをまとめて出題しています。
とにかく多くの問題に触れさせる、「数稽古」に徹しています。
次のことを、繰り返し教えました。
まずは暗記から始めました。
いくつか問題を解かせたら、すぐに覚えたようです。
因数分解を用いる方法でも解かせて、解の公式と結果が同じになることを体験させました。
図形(面積・体積)に関して、次女は頭の中が算数のままです。
数学を教える伏線として、面積・体積の公式を覚えさせることにしました。
しかし二次方程式・連立方程式の演習等々、他にもやることが盛りだくさんです。
そのため楽に覚えられるように、工夫してみました。
長男の頃に使った演習問題を、使いました。解答を書き込んで、整理したものがコチラです。
方程式の次は、文章題を教えることにしました。
文章題を解くことで、加減乗除の意味を深く理解するようになるからです。
ところで、長男に文章題を教えた当時は、算数を経由せずに方程式をメインに教えました。
結果は算数でも数学でも、自由自在に解けるようになっています。
この成功は方程式を徹底的に教えたことで、数式の仕組みが深く理解できたことによるものでしょう。
今回は算数で文章題を解かせましたが、いずれ次女にも方程式のやり方で取組ませるつもりです。
ただし、その前に長男が小学校で使った教科書やドリルを用いて、「算数による文章題の解き方」を教えようと思いました。
教材としてよくできているので、理論的な補強に役立つと判断したからです。
それで10月の残りの期間を、算数による文章題に充てることにしました。
大日本図書の算数教科書と、新学社の算数ドリル(学校直販教材)です。
必要に応じて、ページを抜粋してレクチャーしました。
例題があれば解かせます。
一度やったページを、翌日もう一度やるようにしています。
文章題のページだけ選び、書いて消して二巡しました。
公文の文章題教材も、二巡させました。
順序立てて学べる仕様です。
安い値段でたっぷり良問が入っているので、コスパが良いと言えるでしょう。
長男の時と、やり方は一緒です。
来月は「速さ・時間・距離」を教え始めます。
速さの概念をインプットした後に、
「速さの文章題」に関連する内容を、一つ一つ埋めていこうと思います。
おそらく11月中にマスター出来るのではないかと、考えております。