分数パズルを効果的に使う。
長男に教えた頃よりも”バージョンアップ”
次女が年中児として最後の月に、分数の加減乗除を教えました。
分数の概念からスタートして、加減乗除のやり方までは長男に教えた時と一緒です。
ただし履修期間を、長めにとることにしました。
長男のときは”短期決戦”でした。一気に1ヶ月で教え切り、その後は図形など応用問題で算数全般のスキルを高めていきました。
それができたのは、長男の従順かつ温厚な性格によるところが大きかったと言えます。
打たれ強いのでハードなスケジュールでも、乗り切ることができたのだと思います。
長男とは対照的に、次女は負けず嫌いでありながら、メンタルが弱いようです。
学習が思うように進まないと、悔しくて泣くんですよ。
泣くと紙が涙でグシャグシャになって、進みにくくなります。
わざと「聞いてないふり」をして困らせたり・・・
とにかく扱い難いんです。
また、筆者が学習に関与できる時間は、それほど多くはありません。
なので、今回は長男の時は使わなかった「分数パズル」というツールを用いました。
教えたのが二人目ということもあって、全般的に効率よく進めることができたと思います。
分数の概念を教える。
始めに分数パズルを、何も説明せずにいじらせました。
「これは何なの?」と質問してきたので、
分数パズルをケーキに見立てて、分数を説明していきました。
我が家は五人家族なので・・・
「1個のケーキを5人で分けると、五分の一ずつになるんだよ。」
「五分の一のケーキを、もう一つもらうと五分の二になるよ。」
「五分の三にしてみて。」
「五分の五で一つのケーキになる。」
「1個のケーキを4人で分けると、四分の一ずつになる。」
「四分の三にしてみて。」
「四分の四で一つのケーキになる。」
「1個のケーキを3人で分けると、三分の一ずつになる。」
「三分の二にしてみて。」
「三分の三で一つのケーキになる。」
と、こんな感じで進めました。
分数との出会い(ファーストステップ)としては、成功だったように思います。
次に分数の足し算引き算を教えました。
足し算引き算の練習をさせます。
掛け算と割り算を教えています。
この段階では約分を、わざと教えません。
理由は、幼児なので知能の発達が未熟なためです。
約分は機会を改めることにして、主たるプロセスを確実に習得させようとしました。
現在は、約分を用いた計算を教え始めたところです。
約分を教えるにあたって、「約分とはどういうものなのか」をレクチャーしました。
その際にも、前述の分数パズルが役に立ちました。
長男に教えた時は、絵に描いた記憶があります。
分数パズルだと、ピース(扇形)が正確で色も綺麗です。
扱いやすく訴求力が大きいですね。
同じ分数を、異なるピースを使って「同じになることを確認」させます。
本人にも同じようにさせてみます。
演習させる。
分数パズルを使って概念を説明した後、実際の計算で約分をさせています。
約分を用いる練習
九九は瞬時に出てきますが、それでも苦労していますね。
手取り足取り、教えております。
当面の目標は、約分が瞬時にできるようになることです。
カタカナ
カタカナの練習を始めました。毎日、手本を見ながら書いています。