5歳0ヶ月の学習記録(次女)

文章題演習で幼児の理解力がアップする。

文章題の学習は即効性がある。

 次女は足し算引き算の両方が満足にできるようになったので、文章題を解かせることにしました。

 長男に足し算引き算を教えたときは、時間短縮のため「文章題に特化したレクチャー」をしませんでした。口頭で質問して、式を書かせる訓練のみで済ませた記憶があります。なので文章題の問題集がほとんど使われずに残っており、有効活用したいと思ったのがきっかけです。
 やってみると色々なメリットがあることに気が付きました。さらには即効性もあり、算数を伸ばそうと考えるなら国語力の補強が必要と実感しました。そのあたりのことを中心に本稿をまとめました。併せて幼児に文章題のトレーニングをさせる、私なりのやり方をお話します。

 

文章題を解かせるメリット

掛け算を教える前のステップ

掛け算割り算を習得させるには、足し算引き算ができることが前提となります。

 

子供が足し算引き算の意味がよくわかった上で、掛け算に進むととても教えやすいです。

 

わかると面白いし自信がわくので、本人のストレスも減ることでしょう。

 

足し算引き算ができるようになった時期を逃さず、文章題を始めるべきです。

 

文章題を使って足し算引き算の意味を、深く理解させるのにちょうどよいタイミングだと思います。

読解力を養うのに有効

文章題は幼児が日常で使わない言葉が多く、読解力を養うのに好都合です。

 

そこからさらに論理的な思考への入り口を、開くことにつながります。

 

ただし、文章をある程度読みこなせなければ、思うように成果が上がらないかもしれません。

 

そのときは口頭で文章題を出すとか(会話形式で進める)工夫が必要でしょう。

 

次女はちびまる子ちゃん程度のストーリーを、一人で読んで理解できるレベルです。
タイミング的にはちょうどよい時期でした。

 

文章題に用いられる文の中には、年中児にはなじみがないものがたくさん出てきます。
「竹ひご」「一輪車」「球根」等々。
筆者は単語の意味まで教えながら、解かせていきます。

 

知らないことを知るのも、楽しみの一つになっているようでした。

 

次女と同じくらいの年中児は、小学生と違って読解力は未熟なことが多いです。
なぜ未熟なのかというと、活字を読む訓練をしていないからだと思います。

 

文章題を解くようになって、次女は意味を理解しながら読むようになりました。
また、読むスピードがさらに速くなりました。

 

使用教材

くもんの小学ドリル「1年生の文しょうだい」

 主教材として、くもんの小学ドリル「1年生の文しょうだい」を使いました。足し算引き算の意味が一応わかる幼児にとって最適です。平易な内容から言い換えのある文章題に、徐々にステップアップしていきます。

 

 

 

かずパズル

 文章題の理解にぴったりしきつめ かずパズル100を使うと効率よく教えられます。普通のブロックとかおはじきだと、引き算の説明がいまいち教えにくかったりします。
下は引き算の文章題で、「違いはいくつ?」という論点の説明に使用した事例です。

 

 

 

繰り上がり・繰り下がりプリント

計算力を養成するトレーニング

 文章題の演習は下地になる計算力が、十分にある前提で実施します。さらに理解を深めることが目的です。なので計算力をこれまで以上に積み上げていくトレーニングを、併せて実施しました。
 下記は くりあがりくりさがりプリント より、かいだん足し算・かいだん引き算を演習させています。定型化した演習ばかり長期間やっていると、体が覚えて単純作業になってしまいます。頭脳のトレーニングにならないので、変わった形式を取り入れてみました。

 

 

 

足し算引き算をまとめて教える意味

 今回の文章題のトレーニングは、足し算引き算の両方を並行して行いました。

足し算引き算の「計算は計算で習得」させ、「文章題はその後まとめてトレーニング」する。

「そういうことして、大丈夫なの?」
「こんがらがらないの?」

という声が聞こえてきそうですね。

 

結論から言うと、とても教えやすいです。

 

つまり良い影響があったということ。

 

なぜ並行して文章題を教えるのか?

 

その理由は、違いを教えやすいからです!!

 

※早く、理解できます。

 

小学校の教え方

小学一年生における文章題へのアプローチは、足し算と引き算の単元ごとにそれぞれ別個に行います。

 

「文章題を解けるようになること」が、単元の最終形みたいな感じですね。

 

その後、学年末に近づくと、足し算引き算を総括するような形で演習させていました。

 

文章題まで進むのに、半年ぐらい掛かることになります。

 

筆者の教え方

筆者はなるべく早く「横断的かつ違いを比較しながら」学ばせるのが、重要と考えています。
文章題は「概念を学ばせるツール」として用います。
足し算引き算の文章題を並行して解かせるのは、それぞれの用い方を明確にする意図があります。

 

合理的かつ最短で習得ができた。

前述の「くもんの小学ドリル」で、足し算引き算の文章題を毎日実施しました。

 

ちなみに、次女は小学一年生(二学期末)程度の、計算力があります。

 

小学校の教え方もパクった。

教え方は小学校の教え方も、参考にしました。

 

長男が使った教科書やノートを見ると、教え方の痕跡が残っていますね。

 

足し算引き算のやり方で、特徴的な部分に子供の意識を向けるようにしています。
  • 足し算なら
  • 「足す数」と「足される数」を赤丸で囲んだり、
    「ぜんぶで」とか「みんなで」「あわせて」に、赤のアンダーラインを引いたりしています。

     

  • 引き算なら
  • 「なんこ のこるでしょう」「なんこ おおいでしょう」に、赤のアンダーラインを引いています。

実践においては、上記のポイントを復唱させました。

 

実践例

次女が演習した実践例です。毎日休まず足し算引き算を、それぞれ1ページ〜2ページ演習させます。

 

他の計算練習をさせた最後に行います。時間はレクチャーを含めて、約10分間です。

 

教材の特徴を熟知する。

実践に当たっては筆者自身が事前に教材を読み込んで、くもんの教え方の特徴を把握しました。

 

何の教材でもそうですが、使いこなすポイントがあると思います。この教材は表側のページで練習させて、裏側のページで実力を完成させる形式になっています。

 

なので、どういうステップで難しくなっていくのか分かった上で、子供にアプローチする必要があるんですね。

 

次女が知らない単語や理解しにくい言葉やミスしやすいポイントを、挙げていきました。それに従い、わかりやすく効果的な説明を考えました。

 

相手が幼児の場合は特に、教材の良さを引き出してあげる必要があります。子供の性格や行動パターンに、教材をマッチングさせるのが親の役目(手引き)だと考えます。

単純なもの

「◯個減った」とか、「◯個増えた」という単純なものは、教え方を省きます。


足し算なのか引き算なのか、迷いそうなものについて・・・

下記は「違いはいくつ?」よりも、少し複雑な問い方ですね。

  • AよりBは◯個少ない。Bはいくつか?⇒引き算
  • AよりBは◯個多い。Bはいくつか?⇒足し算
一日目
  • 引き算
  • 普通は足し算から始めると思いますが、あえて引き算から始めます。
    いつも足し算からだと、「とりあえず”+”を入れてみよう」となるからです。
    つまり先入観をはずすように仕向け、考える習慣を身につけさせたいのです。

     

  • 足し算
  • 引き算の事例でじっくりと考えたので、足し算の事例は「その逆」ということを理解している様子です。

 

二日目
  • 引き算
  • 前日の問題を軽く復習させた後、最初の一問目は例題として扱いました。絵が無くなった戸惑いをなくすためです。
    その結果、最後までスムーズに式を立てることができています。
    なお、問題7では二桁の引き算を通して、理解を深めるレクチャーを入れています。

     

     

    「1個ずつ配ると、いくつあまるか?」「1個ずつ配ると、いくつ足りないか?」
    同じような問題でも表現を変えてありますね。このように、幼児には聞き慣れない文章が、いろいろ出てきます。
    筆者は図解して理解を早め、言葉の使い方を教えるようにしています。
    このドリルを就学前から行うことで、言語の発達が促されるような気がします。異なる表現方法がいくつも体験できるわけです。

     

  • 足し算

 

 

 

 

国語力のアップと、今後について

次は掛け算を教え始めようと思っております。

 

その一方、足し算引き算の文章題をさせてみて、「幼児の国語力が磨かれていく」実感があります。

 

文章題を始めるようになり、話が次女に伝わりやすくなったような気がしております。

 

このままやめるのももったいないので、文章題演習は今後も続けようと思っております。

 

長男の時は漢字ばかり教えていて、国語力は意識しておりませんでした。

 

幼児の国語力を磨くにはどうしたらよいのか、研究テーマが一つ増えたような気がしております。

リンク集紹介(学習・受験)

先取り学習を進めたいなら・・・
にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ
にほんブログ村

 

中学受験・高校受験の対策
にほんブログ村 受験ブログ 受験勉強法へ
にほんブログ村

 

在宅学習や通信教育に関心がある

 

幼児教育・未就学児の学習
page top