先月から速さについて教えています。とりあえず時速・分速・秒速を求めることができるようになりました。
教え方のポイントは大事なことを繰り返し教え、瞬時に言えるぐらいまで暗記させるということ。速さの概念を定着させるために実例をたくさん用いました。
「時速とは1時間に進む長さのこと。分速とは1分間に進んだ長さのこと。秒速とは1秒間に進んだ長さのこと。」これを理解させるために机の端から端までミニカーを手で動かして、1秒後・2秒後・3秒後…というようにかかった時間と進んだ長さから「1秒間に進む長さ」を計算させました。
幼児は時間の感覚(例えば1時間ってどのぐらいなのか?)の見当が付きません。それで「1分間はトイレでおしっこするぐらい」「10分間は忍たま乱太郎が終わるまでの時間」「30分は妖怪ウォッチが終わるまでの時間」等々具体的な例を挙げてみました。すると「長さを時間で割る計算」が馴染むようになりました。
小学校の指導要領では「速さ=道のり÷時間」という教え方のようですが、それだと物理や工学系の実戦で扱い難いので÷は使わずに分数の形で教えました。また”道のり”などという文学でしか用いられなさそうな言葉は使わずに汎用性を重視して”長さ”としました。
時速・分速・秒速のそれぞれを求めていくとき、「時速から分速・秒速を割り出す計算」と分速・秒速もそれぞれ「長さ/時間(分または秒に換算)で計算」のどちらをさせるかで悩むかもしれませんが、当方は後者でやりました。分または秒についても速さの概念からゼロベースで計算式を書かせ、既出の計算結果(時速の計算過程)を流用させました。これによって時速・分速・秒速の「関係性の理解」につながったような気がします。
我が子の場合は生き物とか乗り物が好きなので、そういう例題を挙げました。新幹線とかヘリコプターとかチーターやウサギとか・・・。戦隊ものの番組をよく見るので武器が好きなのですが、さすがにミサイルとか弾丸はやめておきました。暴力的な人間になると嫌なので…。
上半身の力が弱いことに気づき、毎日腕立てをやらせています。腕立て伏せはまだできないので”腕立て”です。雑巾がけもいいなあと思いましたが、掃除よりも「目的を持った体力づくり」のほうが続けやすいのではと考えました。他にボールを上に投げてキャッチングしたり片足立ちで体幹を鍛えたりしています。他には勉強をすると目を使うので遠景を眺めることで視力回復トレーニングをするようにしています。