図形と計算演習

図形と計算演習

図形に対する理解は計算演習で進みます。さらに発展問題の出し方ひとつで、これまで取り組んだ加減乗除の理解にもつながると思われます。今月はさらに速度の求め方にも取り組んでみました。

6歳5ヶ月の学習記録

図形に対する習熟

面積や体積の計算演習

 面積や体積の計算の習熟を図りました。面積を求めるにはそれぞれの図形の特徴がわかっていないと解けません。色々な形の図形の面積や体積の問題に、繰り返し取り組ませることで理解が深まります。例えば凹形の図形の面積は補助線を引いて複数の長方形の面積を求めますよね。そのとき縦と横の長さを知るために「長方形の向かい合う辺の長さは等しい」ことを繰り返し刷り込むわけです。

引き算の意味を理解する

 辺のわからない部分の長さを求めるには、「わからない部分=全体−わかっている部分」という引き算の意味を再確認するきっかけになります。私は発展問題として「25人が一列に並んでいるとき、前から14番目にいます。後には何人いるでしょうか?」とか、「今4時28分です。あと何分で5時になりますか?」等々色々な切り口で与え「引き算の本質」を学ばせることを狙いました。長方形や三角形から円や扇形を切り出した図形の面積も同様で、こういう問題を繰り返し行えば凹形の面積は引き算でも求められる(大きな長方形から中央の小さい長方形を取り除く)話が頭に入りやすくなります。

図形で時間が無い時はこれをやらせています。

 仕事が忙しいとき、自習みたいな形でこれをやらせることがあります。

単位当たりの数量

 「単位当たりの数量」という概念を教えることに試行錯誤しております。やってみると年長児にとってかなり「ハードルが高いテーマ」という感じがしております。これを乗り越えないと物理でも化学でも理解しにくいので、不退転の決意で取り組んでおります。ただし無理は禁物。まずは速度から教えることにしました。

速さの計算について

 速さ=距離/時間[m/h]というスタイルで教えたいと思っております。アルファベットを教えるまでは[m/時]で。ところが1時間とか1分・1秒という時間の感覚がピンとこないみたいなので、とりあえず近所のショッピングモールまでチキンを買いに一緒に歩いてきました。30分掛かりました。行って帰ってくると1時間ということで。ちなみに通っている保育園まで歩くと片道1時間の計算。それをネタに問題を作り解かせてみました。一応解いてはいるものの、時と分と秒の関係が今一つつかめていないみたいでした。
 それで時計の時刻の読み方から時間数の数え方等々、機会をとらえては取り組んでいるところです。

分数や小数を含む演習

 図形だけでは能がないので、分数・小数を用いる計算問題を毎日するようにしています。何の学習でもそうですが、やらないと忘れます。

計算力の課題

 分数とか図形ばかりやっていたら加減乗除の計算の切れ味が鈍ってきました。簡単に言うと暗算を間違えるようになってきました。皿回しと同じようなもので回し続けないと落ちるということでしょう。計算力を高めるには百マスとか加減乗除に絞った演習を繰り返し行うことに尽きるでしょう。今後は週に一度はそういう日を設けようと思っております。また毎日5分間を自作による百マスの簡易版をさせることも検討中です。

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