人文が好きな子供の将来を考えた。

人文が好きな子供の将来を考えた。

子供は工学部志望でありながら、地理や歴史など人文系の学科が大好きです。人文科学や社会科学に進ませたいわけではありませんが、将来のことを考えて文系を選択肢として残すことにしました。

人文好きだから有利なこと

筆者の長男は工学部志望なので、数学を重点的に学ばせております。

 

しかしながら長男と話していると、「理数系よりも文系が好きなのでは?」という場面によく出くわします。

 

一般的に文系VS理数系という学部の属性について、研究への予算配分や就職のしやすさで何かと比較されますよね。

 

社会の風潮として文系(特に人文系)は、どちらかというと軽く扱われがちではないでしょうか。

 

筆者は小学校の高学年の頃、考古学者志望でした。

 

その後、進路を決める直前になって、親の意向(人文では食っていけない)により理数系に転向するわけですが・・・

 

「なぜ、もっと早く言ってくれなかったんだよ!」という無念な気持ちになったんですね。

 

そういう苦い経験があったので、

 

我が子と進路について話し合う材料として、人文科学系・社会科学系からつながる職業とのマッチングを考えるようになりました。

 

本稿はその一端で、「人文好きをどう活かすか」の視点から述べております。

 

このページの目次

人文好きをどう活かすか。

AIの進化等々不確定要素が多い時代、長男が就職する頃に理数系が必ずしも有利とは限りませんね。

 

なので「文系という選択肢も残しておきたい」という想いが、頭の片隅にありました。

 

動画を毎日見せている。

長男について担任の先生より「博識ですね」と、褒めていただきました。

 

親バカかもしれませんが、小学生にしては話題の範囲が広いと思われます。

 

家庭では地理歴史・政治経済・軍事や地政学を横断して、いろいろな質問をしてきます。

 

深いところまで突っ込んできますので、この頃は夕食前に動画を選んで見せることにしています。

 

ただし軍事系は本人の興味が、731部隊とか闇の方向に走りがちですね。刺激が強いので頻度を控えめに抑えています。

 

今月よく見ていた動画はこちらです。

 

あとは理科にも興味を持ってもらいたいので、土日に科学系の動画を見せるようにしています。

 

長男の嗜好は、人文系&社会科学系と言えるでしょう。理科も好きだけど、現時点では「人文が大好き」のようです。

 

実業家という選択肢

筆者の人生経験上、こういう人は実業家向きかもしれません。

 

仮に愚息が人文系卒だったとして、サラリーマンとして職にありつけるかは疑問ですが・・・

 

人文が大好きな理工系卒ならば、就職後に飯のタネになる実業を学んだあとで、起業するのはアリだと思います。

 

起業すると実務はもちろんのこと、会社の風土を自ら作っていく必要が出てきます。

 

そうすると文系的な感覚が、重要になってきます。

 

人心の掌握や社内政治や社外とのバランス感覚、数字で表しにくい評価や分析等々。

 

人の心に関係した学科は、人文系に多いと思われます。

 

子供を単なる「理工系の専門バカにしてしまってはいけない」と、最近になって思うようになりました。

 

さらに言えば、「事業家ではなく、実業家を目指す」というところが大事なんですね。

 

飯のタネ(実業)を「事業として構築する資質」が必要とされます。

 

これも文系的な要素が、多分にあります。

 

「パブロフの犬」の如く

そういう視点で日々の家庭学習指導を、行うことにしました。

 

始めにやったのが、「図を分かりやすく描く癖をつける」「字を見やすく書く」でした。

 

あとは「例題と解説を精読して、何を言っているのかわかりやすく説明する」という訓練。

 

出来た時は良いところを大いに褒めて、ダメなときはダメ出しします。

 

さらに問題の本質をとらえて解決を図るトレーニングを、暮らしの中でさせることにしました。

 

小中学生時代は、失敗を通していろいろと学ぶ時期です。

 

失敗は宝の山であり、「同じ失敗を繰り返さないための反省」を必ずするよう指導しています。

 

そのような条件反射を植え付けることは、商売はもちろんのこと身を守る上で必要と考えます。

 

お知らせ

長男の学習記録の今後

長男の学習記録を綴っている本カテゴリについて、

 

現在の投稿は月報ですが、これからは四半期報にしようと思います。

 

長男の学習は、メインが高校数学・中学数学なので、

 

筆者の中では、「当サイトの訪問者様の期待とは、ミスマッチかなあ。」という思いが常にありました。

 

中学受験や一般的な小学校の家庭学習とはかけ離れているので、取り上げ方に苦慮していたわけです。

 

そのせいで長男が学習した内容をスキャンして解説するよりも、筆者のコラムっぽい記事が多かったことと思います。

 

それに月報だと間隔が短すぎて、内容が重複します。

 

四半期報告ぐらいの頻度だと、まとまりやすいことでしょう。

 

ということで、長男について次回の投稿は三月下旬の予定です。

 

次女については、これまでどおり、月報を続けようと思います。

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