先日は長男の学校生活が、乱れている兆候を感じたので指導しました。
長男は自由奔放な一面を持っております。
風呂から上がってしばらく裸のまま読書していたり、食事中に寝転がっていたりダラダラ過ごすのが好きな性格です。
学習面でもその傾向が見られたので、この際とことん正してみようと考えました。
まず未納の提出物があることや、ランドセルの中や筆箱の中が散乱していること、あるべきものがないこと、ノート類の文字が乱雑で読みにくいこと等々、
帰宅後の生活も乱れていることを交えつつ、原因を追求して本人の反省を促しました。
危機感を持ちましたね。
生活の乱れを徹底的に正すことにしました。
本稿は乱れた子供の生活を、立て直す途上の体験です。
先日は子供が通う小学校で懇談があり、それぞれの先生と話してきましたが対照的でした。
長男の担任の先生は、大らかで大甘な先生です。
良いところを見て育てたいと思っているようです。
悪いところがあっても、少々なら目をつぶる感じです。
本人の得意なことを見つけ、伸ばしてやりたいと語っておられました。
筆者としては、長男の担任の先生はフレンドリーで接しやすいけれども、
もっと厳しく指導してくれないと困る感じがしました。
提出物が未納でも、児童本人や家庭に任せている状態ですから…。
次女の担任の先生は、仕事ができる実務派のような印象を受けました。
こちらは安心して任せられますね。
次女のノートやプリント類を見ると、
担任の先生は漢字や数字の書き方に至るまで、細かく指導していることがわかります。
文字のトメやハライ・ハネ・はみ出しなどちょっとしたところまで、誤りを見逃さずに指摘しています。
子供に対して、真正面から接してくれています。
どちらの先生も教え方は、とても上手です。
コロナで自宅待機の頃に、リモート学習の様子を見ていてよくわかりました。
甘々な先生と厳しめの先生と、子供の人生にとってどちらが良いのかは相性もあることでしょう。
筆者的には常識的な躾を施し学力を向上させたいなら、厳しい先生のほうが良いと思います。
その上で得意なことが見つかるように、導いてくれるなら最高でしょう。
筆者は両方の先生から学び、我が子らの教育に生かしてやりたいと思いました。
ここからは我が家のみの話になります。
最近の筆者の教育方針は、「じっくり考えさせる」です。
以前のような、「量をこなすトレーニング」は卒業させました。
兄妹共に次のステージに、移行させました。
基本的な解法を覚えるために、形から入り数稽古をさせる。
一冊の問題集を、身体になじむほど繰り返し解かせる。
なぜそうなるのか、深く追求する訓練。
世の中の役に立つ発想。他の学問との融合。
兄妹それぞれの学習の場において、思考力を徹底的に鍛えています。
長男には特に厳しく追い込んで、頑張らさせています。
以下をご覧ください。
最近の筆者は母国語の大切さに目覚め、国語に力を入れることにしました。
参照:英語教育改革で仕事はどうなる?我が子の将来・日本人の運命
まずは美しい文字を書くように心がけること。文字の乱雑さを直すことから始めました。
小学校の宿題に出される漢字ドリルが、とても見られたものではありません。
本人にしてみれば、「乱雑なのが当たり前」になっています。
こういうのは小学校は当てになりませんね。まったく指導してくれていません。
ひらがなの書き方を含めて、筆者がガチで指導しています。
「一事が万事」ということで、日常生活に乱れが及んでいることを理解させました。
最初のうちは、半泣きしながら取組んでいました。
本人が目覚めないことには良くなりませんから、筆者は不退転の覚悟で臨んでいます。
この頃は綺麗な字で書けると、嬉しそうな顔をしますね。
文字を丁寧に書く練習をするようになったら、ダラダラ過ごす時間が減ってきた気がします。
下剋上算数をさせています。
最近は解説を見るのを、答合わせであっても禁じました。
理由は「工夫しなくなるから」です。
書き終わったら筆者とディスカッションしながら、答合わせすることにしました。
その際に、答案を見やすく書き直させたり、もっと良い解き方や別解を見出させます。
丁寧にキッチリと書く習慣を、身につけさせるのが一番の目的です。
こちらも解説を見ないで、筆者が答合わせに立ち会うのが原則です。
何度もやっている問題ばかりですが、一方で忘却している点を発見できることもあります。
今後もずっと続けていきたいです。
本人が完全独学でやっています。
あと少しで「図形と方程式」が終わります。
いずれ次女が学ぶ際に、ついでに長男も並行して復習させるので問題ありません。
自主性を高める目的があるので、余計な口出しはせずに「白チャートと格闘」させております。
白チャートは、それに耐えうる地力を持った良書です。
「自分だけで履修できる」という自信に満ち溢れ、取組んでいますね。
Z会教材か文法か、必ず10分はやるように指導しています。
短い時間でも継続が重要です。
日々の家庭学習に加え、中学入試を意識した理科を学習する予定です。
そしてキッチリと丁寧な答案が書けるように、引き続き指導するつもりです。
次女は長男と違って、文字や数字をキッチリ丁寧に書く習慣が身についています。
文字だけでなく問題を解くために図を書く手間を、惜しみません。
下剋上算数は今のところ、普通に解けています。
長男と同様に、解説書を見せません。
苦手な問題や時間がかかった問題は、繰り返し行うようにしています。
週2回いつもの問題集をやります。
解き方を思い出せば、難なくできるレベルです。
何回もやっているので、たいていの問題はノータイムで解いていきます。
二次方程式と二次不等式が、ようやく終わりました。
かなり時間をかけたので、基本的なことは十分にわかっていることと思います。
最後のEXCERSIZESはこんな感じです。
日々の家庭学習に加えて、国語の読解問題をやらせようと思います。
長男も次女も毎日楽しく過ごしているようです。
休み時間と給食と体育の時間が、特に楽しみなようです。
いつも帰宅してからが忙しいので、小学校ではのびのび過ごしてほしいと願っております。
次女が国語の授業で書いたハガキが、家に届きました。