生活に数字を取り入れる

3桁の数字が書けるようになるまで

文字を書かせる延長

 幼児が数を数えるきっかけと言えば、お風呂に一緒に入ったとき「10まで数えてから出る」とか登場人物が数を数える絵本等々いろいろ考えられますよね。順番を表す言葉(前・後とか上・下など)を日常使っているうちに段々身につくものと思われます。

 筆者は子供に平仮名を教えるついでに数字の読み書きを教えていきました。子供にとっては数字も文字も記号であり区別はありません。0から9まで数字の書き方を教えるのは平仮名よりも難易度は低いと思われます。

二桁の数字を書かせる

 筆者は当時年少児だった長男に二桁の数を教えた際に、まずつまづいたのが一の位と十の位の区別です。例えば24という数字を読み書きするとき42と混同してしまうことがよくありました。「24と書いてね。」という指示を耳で聞いて形に表すというのは、年少児にとってちょっとした苦労のようです。右左の区別を教えながら「一の位と十の位」について繰り返し教え込みました。二桁の数字を書かせるには桁の概念が必要です。

数字の表を読ませる

 百円ショップでもよく売られている1から100まで数字が書かれた表があります。数字を順番に指差しさせながら読ませてみましょう。繰り返し行うと数字の順番や読み方がわかるようになってきます。
 この時に大事なのが10の仲間(10〜19)・20の仲間(20〜29)・30の仲間(30〜39)etc というように数字はグループ分けされているということを説明することです。これにより後の学習がとてもやりやすくなります。

1から100まで繰り返し書かせる練習

 1から10まで記号のように書くのは比較的簡単です。その延長で11から20まで書くこともできないことはないでしょう。練習のポイントは「順番に書いていくこと」と「その作業を繰り返すこと」です。
 11から20までできたら「21から30まで」というようにどんどん進みます。段々と桁上がりの規則性に気づいていくことでしょう。

次の数を書く練習

 二桁の数字について単なる記号から、本当の意味を気づかせるきっかけになるのが「次の数を書かせる訓練」です。ある数を書かせた後に「次の数字を書いて。」と指示するのです。
 例えば36の次の数字を書くには、記号的な認識の段階であれば「小さい数字からから37が出てくるまで数えていく」しかありません。そうすると37を飛ばしたり通り越してしまう等々いろいろなハプニングがあることでしょう。失敗を繰り返しながら36の次が37と即答できる(数えずに)ようになっていきます。

9は特別な数字

 次の数を書くときに突き当たる壁の一つが「一の位が9の数になった次の数の処理」です。39の次の数を訊かれて40と即答できるレベルになるには、一の位が9になったら次は「十の位が1つ大きくなる」「一の位は0になる」ということを知らしめる必要があります。
 それには9以外なら「十の位はそのまま」で「一の位が1つ大きくなる」けれど、「9だけは特別なんだよ」とルールとして教えればよいのです。その際に理屈は教えなくていいです。9が来たら次は特別ルールだと叩き込むのです。次の数字を書く練習を延べ60時間くらいやればだいたいモノになると思います。

三桁の数字を書かせる

 「次の数字を書く練習」を三桁に拡大するのが練習の基本です。二桁がマスターできたから三桁はすぐマスターできるかというと、そう簡単ではありません。桁上がりが多少複雑になることと聞き取り能力の壁を乗り越えないといけないです。

99は特別な数字

 99の次が100だとわかっているのに199の次がわからなかったりします。桁の概念がしっかりしていないからで、そこはスルーしてルール化してやります。すなわち「99の時だけは次の数字は百の位が1つカウントアップして、十の位と一の位は0になる。」という特別ルールです。

十の位が0の数字に注意

 三桁の数字で十の位が0のものは耳で聞くと二桁の数字と混同してしまうケースが多々あります。例えば「さんびゃくろく」と言ったのが36と書いてしまうパターンです。そこで「さんびゃくぜろじゅうろく」と表現するローカルルールを子供との間で交わすこととしました。これにより日本語の言い回し的な論点を避けて、数字のマスターを優先させたわけです。

スコアボードで桁上がりを体得

 バスケットボールやバドミントン等々、点数が増えるたび得点を加算していく競技がありますよね。競技で使うスコアボードが桁上がりの概念を得るのにたいへん役立ちます。
 まずスコアボードは数字の位ごとに手でめくる方式のものを使います。子供に数を数えながら次の数字にめくらせるのです。一の位が0から順次1つづつ増えていき9でリセットされます。同時に十の位が1つカウントアップするわけです。この桁上がりさせる作業が良い刺激となります。

応用訓練

 「次の次の数字」「3つ先の数字」を書かせてみましょう。桁の概念というよりは数える訓練なので大方はできると思います。

桁下がりの練習

 「次の数字を書く」作業がマスターできた段階で「前の数字を書く練習」を試しにやってみましょう。さらには「二つ前の数字を書く練習」等々…。ゆっくりやればできることと思います。「こういうのもあるんだ」という体験学習程度でよいと思います。

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