10進法の教え方

10進法と0の概念を教える。

はじめに

 年少児(4歳4ヶ月)である次女に10進法を教えるため「くもんの磁石すうじ盤100」を使ってみることにしました。次女は一応100まで言えます。そして個数を数えられます。つまり数字の意味が個数であることを知っています。

 くもんの磁石すうじ盤100は10×10のマス目に数字の書いてあるコマを並べていくものです。極めてシンプルであり「こんなものは自作できる」と始めは思っておりました。しかし後述するようにこの商品を買って正解だったと、後日気づかされることになるわけです。

なぜこれを使うのか?

 それは次女がまだ数字を書けないからです。数字を書かせようと何度も試みましたができませんでした。同じ月齢のとき長男も同様で、数を書けるかどうか微妙なレベルでした。長男のときは字を書くことを目標に繰り返し練習し、数字も平仮名も書けるようになってから計算を教えていったわけです。(参照
 長男は性格がおっとりしていたので教えるのが比較的楽でした。しかし次女はハッキリした性格なので、できなければ「やめる」と言い出しかねません。長男に行ったやり方は通用しないと思われました。それで数字を書かせることにこだわるよりも数字の概念を先に覚えさせようとしたわけです。

数字が書けない子供にも計算は教えられる。

 数字が読めてその意味が分かり10進法が身に付けば、たとえ数字が書けなくても計算の学習はできると考えました。要は書く代わりに数字のコマを使えばいい話ですから、「くもんの磁石すうじ盤100」はその入り口として適していると直感しました。やれるところからやっていって、後から数字が書けるようになればそれでいいと思うのです。

やってみてどうだったか

 とても楽に10進法を教えられそうです。10×10のマス目というのがミソで、そこに数字を並べていけば、「0から9で一区切り」という意味が分かってきます。
 ただし説明書に書いてあるやり方では10進法の理解には到達し難いことでしょう。なぜかというと「0のコマ」がないからです。そして数字が書いてある盤の表側は、下の画像のとおり1から10で一区切りに表記されているのです。

オリジナルにカスタマイズする。

 これでは「1の位」と「10の位」の概念が学習できません。そこで数字が書かれていない裏側のマス目を使うことにしました。また新たに「0のコマ」を紙で作りました。0から9で一区切りに引き直したわけです。

教え方

 10の位にある数字ごとに並べさせます。ただし「位」という言葉はわからないので使いません。10の仲間(10〜19)、20の仲間(20〜29)、30の仲間(30〜39)と教えました。0〜9は便宜上0の仲間と暫定的に教えました。

本人の気づきを促す効果
「位」について最初の入り口

 本人が並べている途中で「31と13は似てるね」「24と42も似てるね」と言ったので「31は30の仲間の1だよ。13は10の仲間の3だよ。」という要領で、色々な例を挙げて繰り返し説明しました。似ていると思ったこと自体が「気づき」なので、この教材を使った意味があったと感じました。

数字に慣れ親しむ

 最初は次に置く数字が何かわからないことがあったのが、3回目くらいからは楽々わかるようになり1個飛び越えた数字も言えるようになりました。これは長男のときより短時間で理解できたことです。長男のときは視覚から入らずに抽象的に頭の中の概念だけで、次の数字をひたすら書かせていました。そういう訓練も数字が書けるようになったら行いたいと思っております。

順番の概念

 そのうちに数字を擬人化して人形劇のような遊びを始めました。35が34に「君が先だよ。早く並んで。」みたいなことを言っています。そして30の仲間では30が先生で「トントンまーえ(前)、トントンまーえ(前)」と言いながら整列させているんです。この時点で数字が個数だけではなく順番という概念があることに気づいたのだと理解しました。

0の概念

 数字盤に0を並べているので、0の概念を同時に教えてみました。コップの中にレゴブロックを入れていき、0のときはコップを空っぽにします。「1というのは1個あるということ。2は2個あるということ。0は何も無いということ。」と教えました。すると「0は何もないの?」と繰り返し尋ねますので、そのたびに教えました。0の概念がカルチャーショックみたいなものだったようです。

簡単な足し算引き算を教えてみた

 上記の「0を教える訓練」の際に「4個から3個取ったら、残ったのは何個になる?」などなど問題を出してみました。0を教える際に「取ったり足したり」するので、併せて行うと一石二鳥で教えることができます。このことは指を使って計算させる布石になると考えております。

コマの片づけ

 コマを片付ける時も、並べる練習の要領で行います。もちろん説明書に書かれたしまい方(1〜10、11〜20…)ではなく、オリジナルのしまい方(0〜9、10〜19…)で行います。並べる時と同じでは能がないので、盤の上では横並びだったのを縦に並べさせています。

今後について

 10進法が「くもんのすうじ盤」で教え切れるとは思いません。しかし10進法を教えるには相性が良さそうです。個人的には重要なアイテムだと思っております。現時点では「くもんのすうじ盤」をベースにして数に親しませ、他に個数や順番を数えさせるトレーニング・足し算引き算のトレーニングを組合わせ総合的に進んでいこうと思いました。
参照:ふざける幼児に勉強を教えるには

3桁の数について

 100のコマをどこに置くかということになり、90の下だよと教えました。100のことを百十と数えるので、早く三桁の数が学習できるよう工夫したいと思いました。この数字盤が130くらいまであればいいのですが、とりあえずコマを自作することにしました。

自作の問題点

 薄いダンボール紙にて101〜300までコマを作りました。見てのとおり収納に苦労しております。

 箱の中にただ入れるとバラバラになって次に使うときに苦労します。市販のすうじ盤はマグネット式になっており、10ごとに重ねて(磁力でくっついたまま)収納できるので使うときに便利なことがわかりました。
 かと言って100円ショップで売られているようなマグネットシートでは薄すぎます。幼児は手先の器用さが未熟なので使い勝手が悪いことでしょう。厚みや大きさが市販のもの(オセロゲームのコマぐらい)だとちょうどよいのです。

 

同シリーズの商品

 くもんの磁石すうじ盤100と同じシリーズとして「すうじ盤30」や「すうじ盤50が付属したあいうえお盤」があります。10進法をはじめ算数を先取りして教えるのであれば、すうじ盤100で行くのが妥当なセンでしょうか。

https://amzn.to/2Pyj1Z2

 

 

「くもんの磁石すうじ盤」シリーズ一覧

 

 

 

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