サピックス小学部

算数の思考力を鍛える

 小学一年生の息子はたいていの問題はやり方を教えればそのとおり再現できるのですが、さらに自分で考える力を付けさせたいと考えました。それに適した問題集を探して辿り着いたのが、サピックス(SAPIX)のきらめき思考力パズルシリーズです。

始めた動機

 中学受験は考えておりませんが、武者修行の意味で難問奇問を解かせてみたいと考えております。それによって学問の面白さに目覚めさせ、実践力や応用力を付け社会に出てから役に立つものを獲得させてやりたいと思っております。
 それと筆者の息子はダンスが苦手だったり竹馬をさせると、不器用で何かとバランス感覚が悪いです。図形の把握等々普段使っていない能力を開発することで、何かが覚醒しないかななどと興味本位も半分くらいありました。

なぜこれを選んだのか

 パズル形式なので楽しみながら取り組むことができるからです。しかも頭を使わないと解けない良問ばかり。公立小学校で用いられるようなやり方を反復練習するドリルとは違って、さらに上の実力が身に付きそうな内容です。

入門編と特訓編

 数センスパズルと図形センスパズルに分冊されており、その両方を購入しました。数も図形も楽しく頭を使えそうです。入門編はゲームのように楽しくチャレンジできるやさしさ。特訓編は複雑でそれなりに時間が掛かるようです。なので実質的には特訓編を繰り返すのが良いと思いました。入門編は省いて特訓編からでもいいかもしれません。
 入門編は最初からつまづいて挫折しないように、特訓編に軟着陸させたい場合にはあったほうがよいと思われました。

内容一覧

 内容は裏表紙を見ると把握できることと思います。

  • 数センスパズル
  • 数字カード足し算、ぶどうパズル、桂馬飛びで進む、モビールパズル、ネットワークパズル、掛け算パネル

  • 図形センスパズル
  • サイコロの隠れた目、カードを転がす、この目は何?、裏面の正方形を数える、カードを折りたたむ

使わせてみた感想

 普段やらない切り口での学習となります。その効果は他の教材と単純に比較できませんね。しかしやればやるほど解答に辿りつくスピードが速くなりますので効果は感じられます。よくある端末を使った頭の体操よりも算数的で好ましいと感じました。タブレットでアプリをやらせるよりも作業が単調でなくて良いです。紙と鉛筆と消しゴムに優るものは無いとあらためて思いました。絵や字が大きく余白も十分あるので、使い勝手がよく色々書き込めるので家庭学習に向いています。飽きずに繰り返し続けやすいです。一日に各パズルを10分(計20分)やっています。

自作問題

 特訓編レベルの問題がもっと欲しいので、アレンジした内容で自分で問題を作りました。作り方は答をまず考えて完成形を作り、そこから不完全なものに加工していく要領です。数字を二桁にしたりサイコロの目のパターンを変えてみたり図形の形を変えるなりアレンジを加えています。問題集を買ったというよりは頭の鍛え方をこの本で教わったような気がしております。

導入にあたっての注意点

 体系化されているわけではなく、このシリーズだけで算数が完結するわけではありません。言わば頭脳を鍛えるトレーニングツールに過ぎません。

  • 数センスパズル
  •  数センスパズルは足し算と掛け算を中心に構成されており、引き算っぽいものや割り算っぽいものが不十分と思われました。分数とか小数っぽいものもあるといいのですけれど。そういうものは塾に来て学べということなのでしょう。SAPIXにとってはあくまでもプロモーションツールな位置づけなのでしょう。市販されているSAPIX小学部の書籍はこのシリーズ以外においても限定的です。よって使う側からすれば目的をハッキリ定めて局地的に用いるのに限ります。

  • 図形センスパズル
  •  図形センスパズルは立方体や正三角形を中心に構成されており、もっといろいろな図形(整った形だけでなく)で頭の体操をやってもらいたいと思いました。業者にとっては数センスパズルと同様で人集めの広告に過ぎないのかもしれませんね。

この問題集の発展的な使い方

 はじめは足し算引き算のみで解いていたので、「掛け算割り算や分数を使えば簡単だ」とヒントを与えてみました。すると代数を使った解き方をするようになり、回答時間が「目安とされる時間」の三分の一程度に短縮されました。これは本人の自信につながり良かったと思っています。
 この問題集における演習は問題をただやらせるのではなく、高学年若しくは中学生レベルで解けるよう発展させてやるようになってきました。その例を挙げると次のとおりです。

ぶどうパズル

 足し算引き算だけだと勘に頼るので、本当の意味での頭の体操にはならない気がします。代数を使えば割り算が含まれ、まぐれではなく解けます。

 

モビールパズル

 使う全部の数の和を二分の一、四分の一、八分の一、十六分の一に分けるという発想があれば簡単に解けるわけです。我が子は日頃暗算で解く訓練をしているので、2分程度で回答しています。

さいころのかくれた目

 見えている部分の正方形の数を七倍すれば裏表の和になるという発想があれば、簡単に求められます。我が子は暗算でも解けるのですが、ここではあえて計算式を書かせています。
 ちなみに自作問題ではサイコロの個数をN個(任意の数)にして同様の問題を解かせています。

 

商品情報とレビュー

 

 

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